繭皿

午前中から雷が鳴り響く東京の空です、
昨日の暑さが嘘のように、今日は羽織物がないと寒いです。

今日はこちらの「繭皿」を紹介させていただきます。

明治から大正にかけて養蚕農家さんが使っていたモノです、
今では養蚕農家の方々も廃業されてしまっていて、
こちらのお皿は貴重品になりつつあります。

素材は桐で作られておりとても軽く、
そしてこのなんと表現したら良いのかこの渋い色、
濃いめの赤茶、柿渋で染めてあります。

K035 繭皿(柿渋)

大きさは直径約33センチあります、
季節がらチューリップの小さめの球根を乗せてみましたが、
これからの季節みかんなんぞ置いても、素敵かと。

柿渋で染めてはありますが、
殆ど木地のままなので、水分や油分は吸い込み易い状態です。

繭皿2(柿渋)

時の経過とともに削られているエッヂ、
良いですね、とっても。

この先も大切に使って行きたい一品です。

繭皿
詳細はこちらから→日本の古道具|繭皿

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